チャンスとティアラ+ココテン

犬が嫌いだったオヤジの犬ブログ。バイクの話も少々。

犬が攻撃するとき!

 

あなたの近くでくつろいでいる人なつこい犬には、暗くて危険な過去があります。

かつて犬は捕食動物であり、強靭な顎とずらりと並んだ鋭い歯を凶器として、獲物を殺して生きていました。

その凶器が、他の犬とボス争いをするとき、美味しそうな食べ物がダレのものか?という決め事の際には使われてきました。

 

犬を飼うようになってから、人間は犬の攻撃的な傾向をやわらげてきましたが、場合によっては挑発されてそのような原始的な攻撃パターンに戻る犬もいるのです。

長い年月の間に飼い犬は改良が進んで、よほどの理由がない限り噛みつくということはなくなりました。

 

他の犬との交流における攻撃性は、相手に苦痛を与えたり傷つけたりすることではなく、相手の行動を変えさせるのが第一の目的なのです。

そのために犬は行動に移す前に、攻撃の意図があることをはっきり示します。

『相手の行動を変えさせるには威嚇だけで十分なはず』ということなので、この攻撃的な信号が無視されない限り、実際に相手を噛むことはないのです。(一般例)

 

攻撃するぞ!と脅かす合図には次のようなものがあります。

●長い間相手をにらみつける。

●首の後の毛を逆立てる。

●唸る。

●歯をむき出す。

●体を弓なりにする。

●こわばった歩き方をする。

●脚の間に尻尾を丸める。あるいは尻尾を高く上げて逆立てる。

●耳が立っている犬の場合、広げたVの字、または飛行機の翼のように横に平らにする。

 

子犬のころには、あなたの靴下やスリッパなどを離したくないという些細なことで、この様な攻撃的な行動をとっても見落としがちですが、まだ子犬なので可愛らしく、唸ったり、噛みついたりの真似ごとも許せます。

しかし、このまま成犬になると大きな問題に発展しかねません。

なぜなら、犬は攻撃的な行動をとることで欲しいものが手に入る、あるいはストレスの多い状況から身を守れる、ということをたちまちのうちに覚えるからです。

 

これは犬種の大型、小型に関わらず、飼い主が服従の訓練などを早いうちに行い解決しておくべきことです。

小型犬でも、攻撃性を人間や大型犬に向けた時にはどちらかが怪我をすることもありえるのです。

 

ある研究で、アメリカ全土の19年間の記録を検証した結果です。

犬に噛まれたことが原因の死亡例は238件で、年間12件でした。

雷に打たれて死ぬ確率は8倍の年間90件

自宅の浴槽で溺死する確率は26倍の年間322件

プールで溺死する確率は49倍の年間596件

自転車に乗っているときに死ぬ確率は66倍の年間795件

 

明らかに身の回りによくある危険のリストの中で、犬に噛まれたことが原因で死ぬということは、かなり低い確率のようです。

 

『犬が人に噛み付いて怪我をさせた。』

なぜ、マスコミはこのように数少ない珍しいことで騒ぐのだろう?

あるジャーナリズムの教授はこのように説明しています。

 

良いニュースは売れないんだよ!

『犬は飼い主に笑顔と幸せを運ぶ』という見出しで新聞が売れると思うかい?

 

野心に燃える若いジャーナリストに僕たちが教えるルールは、

『血が流れればトップニュースになる』ということなんだ。

『犬と人の生物学』スタンレー・コリン著 より引用

 

 

『大型犬が子供や小型犬に噛み付いて怪我をさせた。』

こんなニュースが大げさに報道されたりしますが、悲劇的なニュースは興味を引くからなのでしょう。

 

もちろん飼い主は自分の大型犬が攻撃的な状態になっているのであれば攻撃対象から引き放し、制する必要はあります。

しかし、その原因は大型犬に対する子供の接し方や小型犬の行動(威嚇吠え、噛みつき)だったり、するのかもしれません。

 

ほとんどの大型犬の飼い主さんはきちんと制御し、間違っても人や他の犬に危害を加えることの無いように注意を払っていると思います。

小型犬でも攻撃されれば指などに噛みついて離さないことだってあるでしょう。そして大変な怪我にもなるでしょう。

しかし、マスコミが『大型犬は危険!』『危険な犬種はコレ!』などと報道すると犬を飼わない人達に簡単にイメージが出来上がってしまうことでしょう。

 

数年前に散歩中に出会った中型犬が
目を離した隙にティアラのお腹の横に噛みついて
ぶら下がったことがありました。

飼い主さんが慌てて引き離しましたが、口の周りには
ティアラの黒い毛がたくさんついていました。

あのとき、たまたまティアラはじっとしていましたが、
反撃して中型犬に致命傷となるような
大怪我を追わせることもありえたと思います。

それ以来、犬同士の接近には注意するようになりました。

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今もこの犬たちはワタシの足元でお腹を見せて寝ていますが、
ダレかに対して本気で怒って攻撃したことはありません。

でも、絶対大丈夫はないと思っています。

加害者や被害者となってニュースのネタに
ならないように注意したいですね。

 

可愛い愛犬のご褒美に!
北海道産 鹿のトロトロごはん

 

最後まで見て下さり
ありがとうございます。