テンちゃんは猫が増え過ぎて飼育が出来なくなった方のところから連れて来た子猫です。
昔のように家と外を自由に出入りしている猫の子でしたので病気を持っている可能性もあり病院で健康診断しました。
お腹に虫がいましたが数日で駆虫できました。
その病院の先生との話の中で
『犬は広さ、猫は高さ、が必要。』と言われ
子猫の成長を見ていると、なるほどと思いました。
テンちゃんは、日々ジャンプ力が増してバリケードは突破され用をなさなくなりました。
この調子でいくと冷蔵庫や食器棚の上に登るのも時間の問題です。
テンちゃんは生後2ヶ月も経っていませんが逃げられると追いつきません。
まだ子猫なので部屋の隅に行ったら捕まえられます。
でも成猫になったら捕まえようなんて無理でしょう。
テンちゃんの元の家では40匹以上の猫が居たことになっています。
最初は飼い主さんが妊娠中のメス猫を友人から預かったところから始まったそうです。
これが3年前。
自由に家の内外を出入り出来る環境だったので去っていった猫も居たでしょう。
1歳未満と思われる子猫を何度か原っぱで見かけましたが、ここから来ていたのかもしれません。
猫に食事を与え勝手に子供を産ませたらどのくらい増えるのか単純に計算してみました。
(1回に4匹生まれ半分がメスという仮定です。)
1年目
母1匹、子4匹で計5匹。4匹の半分がメス2匹。
2年目
母も入れてメスが3匹から4匹ずつ生まれ12匹増。元の5匹と合わせて合計17匹。
3年目
元のメス3匹と増えた6匹から4匹ずつ生まれ36匹増。元の17匹と合わせて合計53匹。
4年目
元のメス9匹と増えた18匹から4匹ずつ生まれ108匹増。元の53匹と合わせて合計161匹。
乱暴な計算ですが3年目くらいで50匹くらいに増え、去ってしまった猫も考えると40匹ほど残っていたのでしょう。
そして翌年の4年目にはどうしようもなくなったと思います。
これが街のノラ猫だったらどうなるのでしょう?
食べる物が無ければ去っていったり死んでしまったりでさほど増えないかもしれません。
ゴミに出す残飯を食べられる環境だったり、可哀想に思ってエサを与える人が居たら避妊してない猫たちはどんどん増え続けるでしょう。
実際にノラ猫が増えて困った街の話を聞きました。
ノラ犬は前後左右に逃げるだけなので追い詰めると保健所で保護できます。
ノラ猫は動きが速くて上にも逃げるので保護できないのだそうです。
住民の中には一人暮らしの老人などエサを与える人が少なからず居て猫はどんどん増えたそうです。
猫はどこからでも庭に侵入してくるので防ぎようがなく、トイレに決められてしまったらいつも来ます。
猫が多すぎて糞尿の被害が問題となりだしました。
困った街の人達は餌付けしてメス猫を捕まえることにしました。
捕まえたメス猫は避妊手術をしてまた街に返しました。
手術費用は街の人がお金を出し合いました。
そうすることで猫が増えることを防ぎ、数が減ったそうです。
なぜ猫を保健所に引き渡すのではなく街に返したのか?
・ダレかが、ノラ猫に毎日会うのを楽しみにエサをやっている。
・可愛がってはいても猫は飼えない人がいる。
・そんな猫を処分されるであろう保健所には連れていけなかった。
町内の人達が話し合い、結論として街の猫として面倒をみることにしたそうです。
自分が一人暮らしの老人になったとき、庭に毎日お腹をすかしたノラ猫がやって来たらどうするか考えました。
きっと結果を考えたとしても食べ物をあげると思います。
こんな風に老人にも優しい人達が住む街だから猫にも優しく出来るのでしょう。
なんとなく昭和な感じがしますが、できるならこんな街に住みたいと思った話でした。
認知症が治りました。
シニア犬が、猫が、元気になりました。
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ここ数年は驚くほど自然災害が多く被災地も多数です。
ですが、被災した地域の情報は、徐々に報道が減って忘れ去られようとしています。
毎日の復興状況を詳しく記事にしてくださっている
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